感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』9巻 小学館 感想。

完結の9巻、
オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』です。
どことなく、春を思わせる表紙が印象的な。


強烈に印象に残ったのは昼間ちゃんですね。
とんでもなく可愛くて、それでいてしっかりしていて。
ほんと、あのシーンはすんごく、ドキドキして。
源くんの強い意志がなければ、
もっとオタオタしたりグダグダになっていたのではないか、と。
成長したなぁ、なんて思いつつ。


着地点、については、申し分なし、とでも申しますか。
若干の不安もありましたので、
良かったなー、という気持ちでいっぱいに。
皆の関係性が崩れず、きっちり収まったのって、
結構、すごいんじゃないか、なんておもったりも。


ちょっと遠いっぽい、とはいえ、
親戚のお姉さんとの恋のお話、ってあまり目にしたことはなく。
ほんわかした雰囲気につつまれながら、
ここまで読み進めて参りましたが、
色々ありつつも、昼間ちゃんが源くんの背中を押してくれたのかな、
なんて。
知恩さんも昼間ちゃんの気持ちに気がついていたようなところもあり、
それでいて、一歩引いたところで見ていて。
昼間ちゃんは恋心と将来のことを見据えながら、
冷静に、それでいてちゃんと区切りをつけるべく動いて。
源くんは、それらを受け止めつつ、
誠実に答えを出した、ように見えました。


……って、ゆったり楽しんできたような気分でしたが、
わりかしキッチリ恋愛ものだったのかもな?
と再確認しつつ。
猫のお寺の知恩さん』楽しゅうございました。
もーちょっと作品を楽しみたかった気持ちもございますが、
あまり引き延ばさずに着地、というのも悪くなかったのかな、
という感じでございます。


オジロマコト先生、連載おつかれさまでした。
またの作品、楽しみに待っています!

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