オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』7巻 小学館 感想。
- 作者: オジロマコト
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/05/30
- メディア: コミック
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- 作者: オジロマコト
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/06/08
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和? な装いの知恩さん、という、素敵表紙な7巻でございます。
作中の季節は表紙にあわせて冬……年末年始、ですね。
こたつを出すエピソードもありつつ、
源くんの部活での活躍も! って、
そんな簡単な塩梅ではないようですが。
妙なヒーロー感もなく、ごく身近な部活の風景が
とても好感を持てる、というか。
クリスマスと大晦日のお話も、
なんだか心温まるものでございました。
劇的なことがある、というよりは、
これまた普通な、日常のハッピーが詰まっておりまして。
作品の良いところが存分に活きている、
そんな内容となっております。
ただ、時間は確実に流れている、
ということを実感するような箇所も所々にみられ。
知恩さんはお寺を継げないか動き出し。
ばあちゃんは他から呼んでくることを志向しているようで。
恋愛面では、知恩さんが昼間ちゃんを後押ししているのかな?
という場面もあったりで、それはそれで目を離せず。
※第58話での、源くんの手ぬぐいを昼間ちゃんに託すシーン。
……と、まぁ、今回もゆったり穏やかな時間を満喫させて頂きました。
賑やかなお話も楽しいですが、
たまにはこういう作品も挟みつつが丁度いいですね。
ということで、次巻も楽しみでございます!