感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

スポンサーリンク

kashmir先生『ななかさんの印税生活入門』3巻 芳文社 感想。

kashmir先生『ななかさんの印税生活入門』完結巻でございます。


ゆるゆるとした、kashmir先生の描く学園生活が
なんとも癖になる……そんな作品でございましたが。
綺麗に収まった印象ではあるので、
そこまでの不満はないまでも……
もちっと、ゆるゆる楽しみたかったかなー、
という感じもあるのは事実で。


kashmir先生独特の空気感を学校生活で楽しめる!
そんなところがこの作品の面白みのひとつで、
私はそこを気に入っていたこともあり、ですね。


お話の落ち着き、としては全然悪くはなくて、
むしろ、ちゃんとした結びになっていた、
とは思うのですけれども。
もちっと、この学園生活、満喫したかったよね、
と思う一読者なのでございました。


『楽園』系の作品も期待しておりますが、
他での活躍もお待ちしておりますですよ、
kashmir先生!

渡邉ポポ先生『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』2巻 新潮社 感想。

Link:埼玉の女子高生ってどう思いますか? | コミックバンチweb

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 2 (BUNCH COMICS)

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 2 (BUNCH COMICS)

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 2巻: バンチコミックス

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 2巻: バンチコミックス

埼玉が色々とブレイクしておりますが、
そのような中、まったりとした埼玉題材コミックスの第二弾。


秩父オリエンテーリングから、
スーパー銭湯的なとこへの訪問、
地域限定的な給食ネタ、お祭りのお話だったり、
……言い方はあれですが、田舎ならではの発見もあったりで、
見どころがいっぱいありつつ、
ゆるゆるなキャラクターで突っ走る、という、
バランス感見事な2巻となっています。


正直、面白かったです。
私の故郷もおもしろいことがいっぱいあるはず、
なのですが、
こういう伝え方って出来てないよなー、なんて思いながら。


埼玉のひとにはそのままの面白さが。
それ以外の、東京以外の人には、
地元を思いおこしながらのおもしろさがあるのではないかしら、
そんなことを思う2巻になっておりましたです。


いやー、小鳩ちゃんも、東上さんも、アグリちゃんも、
皆可愛く、彼女らを育む周囲も魅力的すぎてたまらんです。
続刊にも期待せずにはいられないですね!!

九井諒子先生『ダンジョン飯』7巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。

ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)

ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)

今回はなんといっても、
謎多き男”センシ”の過去に迫るエピソードですよね!
とあるモンスターとの遭遇に、
いつもの姿からは想像もつかない怯え方をみせるセンシ。
寡黙な仕事人で、常に頼りになる存在に見えただけに、
その怯え方も尋常ではなくて。
そこから語られ始める過去……。
直接は触れられないものの、
どことなくわかる、食に関する重いエピソード。
なかなかに拭いきれるものではなさそうですが、
食の問題には食で、というのが彼ららしい受け方で、
好感でございました。


全体的なお話としては、
ちょっと外部的な大きな力が関わってくる予感もあり、
さらにひと波乱ありそうですよね。
これまでに出てきた仲間などの協力も得ないと突破できなそうな。
それだけ、お話も終盤に入ってきているのかしらん?


と、食もさることながら、
お話も面白さ加速! な『ダンジョン飯』でございました。

ソーダストリーム大活躍中。

数ヶ月前にソーダストリーム Spiritを購入し、愛用しています。
ソーダストリームとは何か、と申しますと、
一言でいうとソーダ作成機?
お水を専用ボトルに入れて本体にセット。
本体上部のボタンを三回ほどギューッと押し込むと、
プシューッと炭酸水が出来上がり、という寸法です。
交換式のボンベが必要ではありますが、
電源はいらず、手軽に使えるのが魅力で。


そんなに炭酸水なんて使うの? という部分ですが、
お酒呑みな私ですので、焼酎を割ってぐいぐいと……。また、こんな製氷皿も買ったくらいにして(^_^;)。
かちわり氷アイストレー

かちわり氷アイストレー

※これは似たもの、というかそのもの? がニトリにもありました。
ソーダストリームが炭酸水? に出来るのは水だけではありますが、
ホント、気軽に色々割って飲めるようになるので
楽しみが広がるとでも申しますか。
最近は、焼酎に黒酢を炭酸で割って黒酢サワー的にして楽しんだりもしています。


たぶん、手にしてみると、人それぞれの楽しみ方が出てくるのではないかしら、
そんなことを思うのでございました。
私としては、もっぱらお酒方面ではありますが(^^ゞ。


これから暑くなりますし、
もっとソーダストリームの出番が増えてきそうです。

おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』11巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。

気がついたら、感想を書く前に12巻がリリースされそうになっておりまして(^_^;)。
急ぎ読み直して11巻の感想でございます。
二郎ちゃんとみふゆさんの仲も進展し、
あと一息の所まで来ましたが、そうそう簡単には行かなくて。

■口内調味 する? しない? 4

口内調味問題は、なかなかに根深いですね。
私も……振り返ってみるとどうでしょう。
やっているかなぁ?
味の濃いめのおかずのあと、白米、というのは
意識して食べるかもしれません。


二郎ちゃんの発見は大きい気がします。
私もあまり意識できていなかったポイントなので、気をつけないと……。

■月見そばの生卵 いつつぶす?

月見系の黄身の扱いは、これまた悩ましいですよね!
お話の方は結構深刻な感じになっていましたが、
それくらいに個々人のこだわりだったり、
気分による違いがありそうで。


私といえば、ちゅるんっ、と一口で頂くか、
早々に割って、濁りを気にせず、
黄身の旨味を堪能するか、という感じですかねー。
選択肢が色々あるだけに、注目すると面白いところなんでしょうね。

■青森のすじこ 何が違う? 前編 中編 後編

青森の筋子のお話。
まったくもって筋子の旨さに気づいていなかっただけに、
興味津々で読み進めました。
お話は、みふゆさんのお父さんに二郎ちゃんが挨拶に行って
一騒動ということで、なかなかにエキサイティングでありましたが。


なんですかねー、筋子というと、
塩っ辛いイメージが強くて、
思えば一人暮らしをしてから買ったことがないような。
……いや、じゃあイクラは買うのか、というと買わないのですけれども。
こう、縁遠い存在ではありまして。
ちょいと食べてみたくなりましたが、
価格的なこともありますし、独り身ではなかなか難しいですね。

■「一口ちょうだい」アリ? ナシ?

「一口ちょうだい」問題は……
あまり機会はないですけれども、んー、どうでしょう。
あ、でもお酒ではよくあります(笑)。
多彩なビールだったり、日本酒のあるお店にいくと、
できるだけ被らないように注文するので、
お互いにシェアして楽しむようなこと……
ただ、普段の食事では、やっぱりないですかねぇ。
作中でもありましたけれども、
相手との関係性が肝になりそうではありますよね、
「一口ちょうだい」が、OKかどうかって。
距離感、とでもいうか。
行儀が良いかどうか、となると疑問ですが、
楽しく食事、ということを考えると
話題を広げる意味ではありなのかなー、なんてことも思ったりもしますが。
難しいところですよね。
それだけに、作品で取り上げるものがほんとにうまいな、
と思うのでございました。


さて、いよいよ次が最終巻。
どのような食に関するお話が展開するんでしょうね。
発売はもうすぐ。
読むのが楽しみでございます。

“感想温泉はてな亭”は
amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された
アフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。