感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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的良みらん先生『黒姉インソムニア』3巻 KADOKAWA 感想。

黒姉インソムニア 3 (ドラゴンコミックスエイジ)

黒姉インソムニア 3 (ドラゴンコミックスエイジ)

黒姉インソムニア 3 (ドラゴンコミックスエイジ)

黒姉インソムニア 3 (ドラゴンコミックスエイジ)


通して読んで、完結を確認できました。
第14夜から第17夜までを読めていなくて、
第18夜から復帰、という妙な連載の読み方をしたので、
印象が結構変わったかも? とは思いますが、
それにしたって早く終わりすぎだわ!!
と思います。
カバー裏の卦良(一発変換)ちゃん最高だから、
ゆる……うーん、もっとエピソードみたかったよね、
というのが本音でつらい。
張りのあるおしりと、控えめなお胸が良いですよね。
って、そういう話ではなく。


途中から連載購読復帰して追い始めましたが、
一番大事な切り返しポイントを外していたんだな、
というのを単行本を読んで再確認いたしましたです。


気になったのは、加筆修正がどの程度入ったのかしら?
というところ。
わりかし前のコミックスだと、
奥付みると加筆修正、とか書かれたりしていたのですが、
最近はそういうの、ないんですよね。
初出の記録があれば良い方で。
記憶違いがなければ、第18夜、わりかし加筆されてるのかなぁ……
とは思ったのですけれども、どうなのかしら。


んで。通して読んで。
あとがきも読み、カバー裏で躍動する卦良(一発変換)ちゃんも観。
超期待していた勢なので、かなり残念には思いましたが、
駆け抜けた3巻のまとまりは悪くなかったかと思います。
樹くんはこれから苦労しそうですけれども(笑)。


希望としては、卦良ちゃん、他作品で活躍してくれたらなー!
というところですかね。
うーん、落ち着いて考えてみても、
わたし、卦良ちゃん好きだったみたいで、
困ったものですね……はい。
幸薄いツインテに弱いのかな……。


ともかく、ですね、
的良みらん先生の連載が読めての『ドラゴンエイジ』ですので、
次回作、楽しみにお待ちしておりますです。
短編連作で単行本ひとつ〜♪ なんていうのがあっても嬉しいかしらん。
ドラゴンエイジ』本誌の方は来月で『マケン姫っ』完結で、
ついに私のチェックする作品がのこり2つになる、
危機的な状況で(笑)。
もうね、的良みらん先生の作品に月、200円は出せるし、
単行本は買いますよ……的、
いま流行っているサブスクみたいなコミックスの楽しみ方ができても
良いのになぁ、とか、お酒飲んでるので妄想も膨らみますが、このあたりで。
作家さん買いが極まりすぎると、
新人作家さんがごはんをたべられません……になりそな予感ですし……
難しいですのん。


シリーズ的には、
1巻で基本的な情報を入れて、
2巻で核になるようなエピソードを展開して、
これから色々お話を回していく準備をし、
3巻で締めになってしまった……という感じで
残念すぎるのではありますが。
きっちり締められてはいたと思うので、
なんてところでしょうか。


愛をこめて、
3巻で終わってんじゃねーよ!
卦良ちゃん、もっと活躍させてあげてよ!
と言いつつ、感想は締めたいと思います。


面白かったんですけど、
くやしいのはなんでなんだぜ?

くずしろ先生『永世乙女の戦い方』1巻 小学館 感想。

永世乙女の戦い方 (1) (ビッグコミックス)

永世乙女の戦い方 (1) (ビッグコミックス)

永世乙女の戦い方(1) (ビッグコミックス)

永世乙女の戦い方(1) (ビッグコミックス)

将棋の話かー。地味だなー。
……と思ってしまって、ここまで積んでしまいました。
とても後悔しております。
面白かった……。


ということで、くずしろ先生の新シリーズ? でした。
作家さん買いでとりあえず押さえておいたのですが、
勝手な地味なイメージから、積みが続いてしまって。
最近は気分も上向きですし、手をつけてみようかしら、
と読んでみたら、これが面白い。


メインのお話は、
表紙を飾っている早乙女香ちゃんなのでしょうけれども、
しっかり脇に将棋初心者も控えており、
将棋を深く知らなくてもついていける用意はされてまして。
その世界の厳しさ、などの情報は初心者目線の方で描かれて、
対局、となりますと緊張感のある演出で一気に引き込んでくれる感じで。
ここまで面白いとは……と、驚きました。


ただ……1巻の正直な流れ的には
さくっと3巻程度での完結もありえそうな雰囲気もあり。
登場人物も魅力的で、題材も描き方次第でずぶずぶな沼に
読者を引き込みそうで(笑)、
これはせめて10巻くらいは続いてほしいなぁ、
なんてことを思った1巻なのでありました。


食わず嫌いしないで、
好きな作家さんの作品だったら、
まずはちゃんと読もうよ、自分……と強くツッコミを入れたのでありました。
2巻は来月ですか。
あまり待たずに読めるのは嬉しいですが、
もちっと早く読んでおきたかったかも、というくらいには面白い作品です。

阿部潤先生『忘却のサチコ』12巻 小学館 感想。

忘却のサチコ (12) (ビッグコミックス)

忘却のサチコ (12) (ビッグコミックス)

  • 作者:阿部 潤
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/09/30
  • メディア: コミック
忘却のサチコ(12) (ビッグコミックス)

忘却のサチコ(12) (ビッグコミックス)


リリースは結構前になりますが、
阿部潤先生『忘却のサチコ』12巻、満喫いたしました。
ドキリ、とさせられる締めだった11巻からの続き……
ということもあり、
冒頭からフルスロットルで楽しませて頂きました。


ボリューム満点の続き物から、
単発でスキッとまとまったお話まで。
さらりと感想でございます。

■大波乱!? 横浜中華ランデヴー・後編

ジーニアス黒田先生の取材? で横浜デートとなった
サチコさんと小林くん。
観覧車で微妙な空気になったのですが、
そこは急な割り込みで回避、と申しますか……。
んで、ゆかりんファンとして、
ゆかりんに置き換えて読んでみたのですが、
ゆかりん、もちっとスキャンダルちっくなのあってもいいよ、
などと。
というか、普通に心配になるんだよな……
って、作品の感想になってないので、ここまでね。

■真冬に祈りを…群雄割拠のおでん合戦

サチコさん的には手強いのでは? と思われた
女子高生作家・川端アリサさんエピソード。
大学受験が迫っているものの、
どうにも苦戦中のアリサさんに協力するサチコさん。
さすがのアイデアで苦手部分をなんとかしてしまうのがさすが、
でございます。
んで、ひと仕事のあとのおでんがまた、美味しそうで。
特に今は寒いので、食べたくなってしまいますよね(^_^;)。

■オンリーワン! あかね色に輝く地元めし・前後編

担当作家さん作品の映画化にともない、
作家さんと一緒に尾道へ、映画撮影の見学へとお出かけ……
なのですが、個性的な先生に振り回されてしまうサチコさん(T_T)。
独特なお好み焼きとラーメンがとても美味しそうで。
あと、尾道の街が魅力的に描かれておりまして、
少々興味を惹かれました。
ちゃんと行きたい! と思わないと行けないところだからなぁ……。

■食べ歩き! マイモン★グルメ!!

担当作家さんのお子さんと一緒に
電車のスタンプラリーへお出かけ、というお話。
サチコさんの誠実さ、素直さが伝わるエピソードで。
普通の人なら、なんというか、かったるい感じ? になりそですが、
真面目に向かい合って、一緒に楽しんでしまうあたりに
好感がもてると申しますか。
それで、美味しいものも引き当ててしまうのが、
さすがサチコさんと言ったところで。
おでんコロッケ……美味しそう。

■快走! 寄り道カレーパン

以前も登場した小学校時分の同級生男子との再会。
しかも、同じ映画をたまたま観た後に……
なんとも、な片想いは継続になりそうですが、
作中に描かれたサービスエリア系グルメは
なんとも夢があって……
車のらない勢としましては、
高速道路のサービスエリアって、全然足を踏み入れることのない、
神秘的? ですらあるところなので。
外からでも車以外で行けます! と言われたとしても、
かなり難易度の高い場所であることが殆どでしょうし……。
カレーパン、という程よいジャンキーさにも惹かれるものがありました。
道の駅、も魅力的ですが、サービスエリアもなぁ。
駅弁フェア、みたいな感じで、
サービスエリアの名物を集めたイベントがあっても
楽しそうなんですけどねぇ。

■発掘せよ! 恐竜メモリーズ・前中後編

小林くんの背景が少しわかるお話、です。
他のエピソードでも小林くんの存在感が出ていたので、
過去のことを知れたのはよかったです。
また、サチコさんも踏み込みすぎず、
ちゃんと距離を保ちながらもうまく立ち回っていたのが
好感触でございました。
出てきたご飯はどれもこれも美味しそうで。
興味深かったのはカニ、ですねー。
わたし、出身が北海道なので、
魚介系が美味しい、となると気になってしまって(笑)。
炭鉱町の育ちなのに(笑)。
北海道のカニより美味しいのかしら? とか思ってしまうのです。
……が、北海道のカニもろくに食べたことがなかったりして(^_^;)。
父が、自分で殻を剥いたりする、
手間のかかるものを嫌うので食卓にのぼらない、という(笑)。
貝とかも同種の理由で……
親の影響で食文化も変わるんだよなぁ……なんてことを思い出しつつ、
楽しんだお話でした。
奇しくも、小林くんのご家族の話でもあったので、
思い出したこととも微妙につながるのかな(;´∀`)。

里好先生『踏切時間』6巻 双葉社 感想。

踏切時間(6) (アクションコミックス(月刊アクション))

踏切時間(6) (アクションコミックス(月刊アクション))

  • 作者:里好
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/12/12
  • メディア: コミック
踏切時間 : 6 (アクションコミックス)

踏切時間 : 6 (アクションコミックス)


なんとも健康的な表紙! 素晴らしい太もも!
やっぱ、脚、太ももですよ、うん。


んでもって、
里好先生『踏切時間』6巻でございますが、
バラエティ豊かな踏切にまつわるお話が満載!
青春炸裂! から、百合ん百合んだったり、
ファンタジー? 的なものやら、
ホラーちっくなもの、リアルなものまで……
ほんと、踏切ひとつで色々な物語が展開します。


お気に入りはタピオカ絡みのエピソード。
流行りの、ではありますが、
そこはこの作品なので、一筋縄では参りませんで、
ドキドキ、青春炸裂なお話となっております。
弄ばれたい系の男性にはたまらないのではないかと思います。


ファンタジーちっくなお話の方は、
ビジュアル的には少々気味の悪い感じにはなっていますが、
コミカルな雰囲気で中和されるような塩梅で。


生々しげなOLさんのエピは……
コンビニでカップラーメンにお湯を入れて帰る大変さが(笑)。
あれって、すぐ近くで食べるのでなければ
どうなるのかしら? と正直なところ思っていたので、
謎が解けたような。
実際に利用している方の使い方は違いそうですけれども(^_^;)。


締めのホラーちっくなお話も良かったですね!
ほのかな? 想いも見えて……せつなさもありますなー。
舞台が踏切しばりなのに、
ほんと、多彩なお話を見せてくれて楽しゅうございます。


ということで、6巻も満喫♪ でした。
基本、読み切りなので気楽に読めるのも嬉しく。
それでいて読み続けていたら楽しい、
ゆるい続きものもあったりで。


次巻も踏切な日常、楽しみです。
ゴスな女の子、再登場しないかしら……。

迂闊先生『日々是平坦』3巻 白泉社 感想。

日々是平坦 3

日々是平坦 3

  • 作者:迂闊
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2019/11/29
  • メディア: コミック
日々是平坦 3 (楽園コミックス)

日々是平坦 3 (楽園コミックス)


『楽園』Web増刊で発表されている『純粋男女交際』、
本誌掲載の『日々是平坦』が掲載された1冊。
早、第三弾でございます。


前半戦は『純粋男女交際』なのですが、
これが極めて純粋で、
汚れた大人となった私の目が潰れそうな(笑)。
ただでさええらいこっちゃ、だったのが加速してまいりまして。
恋が進展すればさもありなん、なのですが、
純粋な分、非常に鋭利なんですよね。
鋭く抉ってくる、とでも申しますか。
片想いで悶々とするようなものに近いのかもなぁ、
と思いつつ、ふたりのドキドキ、追っていきたいところで。


後半戦の『日々是平坦』は『純粋男女交際』のドキドキ感を
見事にリセットしてくれるような、
素晴らしい高校生活の日常感を出してくれまして。
このドタバタ感の素晴らしさよ……。
いや、私の場合、
ここまでの男女混じっての、
というのはありませんでしたけれども、
雰囲気はこんな感じだったかなぁ、と思い起こしつつ楽しみ。


『純粋男女交際』で悶え、苦しみつつ(笑)、
『日々是平坦』で日常系の笑いに癒やされる?
バランスの取れた構成となっているのが素敵、ですよね。
お話の展開として気になるのは『純粋男女交際』の方ですが……
ここから先、となると……わくわく! ですね。


次巻でどうなってしまうのか、期待しつつ。

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