竹宮ジン先生『不条理なあたし達』白泉社 感想。
Link:楽園 | 白泉社
- 作者: 竹宮ジン
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: 単行本
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本誌で竹宮ジン先生を見かけなくなっていたので
どうしたのかしら、と思っておりましたら。
今回も恋の駆け引き、緊張感がたっぷりで。
ガールズラブではあるものの、
登場する女性は綺麗ですし、
描かれている恋愛自体は男女共通な感じで。
お話は表紙左の山中さん、右の種田さんが軸に展開。
職場の先輩、後輩ということもあり、距離感もなかなかに難しく。
もちろん、男性から好かれたりもして……。
最初は"気になる"程度から、
お互いに気持ちを探る感じ、とでもいうのか……
そのあたりが面白いです。
また、しんどいですかねー(笑)。
私はこの辺で降りてしまうんだよなぁ、
なんて思いながらページを捲り。
ちょいと性格キツめ?
な、切れ味ある山中さんがやっぱり格好よくて。
私でも惚れてしまいそうな……
作中でも
「年下の甘えん坊君とかM男さんとかに
言い寄られてそうですし…」(94頁)
なんて言われてしまうくらいですから、
そりゃそうか(^^;)。
なんだかんだの締めもよろしい感じで。
あとがきによりますとこのシリーズ、
まだ続くようなので、ふたりの先々も楽しみでございます。
付き合うまでもドキドキですが、
そこから先、がまた、見応えありそうですもんね。
続き、ゆっくり待つことと致します。