感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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阿部潤先生『忘却のサチコ』11巻 小学館 感想。

忘却のサチコ (11) (ビッグコミックス)

忘却のサチコ (11) (ビッグコミックス)

阿部潤先生『忘却のサチコ』ですが、
10巻以降、新刊がなかなか出ず……
何かあったのかしら、と心配しておりました。
が、先日、Kindleの新刊をチェックしていたところ見かけた11巻!
いやー、新作が嬉しかったと同時に、
なんだか安心しました(^^ゞ。
やっぱり、ちょっと新刊が途絶えてしまうとドキドキしますからねー。
掲載誌を追っていれば、こういう不安もないのでしょうけれども。


……ということで、ひさしぶりの『忘却のサチコ』ですが、
とても楽しゅうございました。
なんというか、原点回帰感? もありつつ、
サチコさん以外のところでの心の動きもあり。
さて、これからどうなることかしらん。


では、収録のお話の感想をさらりと。

■ヒット祈願! 験担ぎの肉吸い

サチコさんらしい、編集者魂全開のエピソード。
意外に思われる人との交渉になっても
ものすごいリサーチ力、勉強、誠実さで
どんどんモノにしていく感じが素敵でございました。


そのあとのお食事"肉吸い"もこれまた美味しそうで。
初めて知ったメニューですが、
いつか試してみたいものですねー。

■乗り越えろ! 友に贈るスピーチ・前編 後編<伊勢>

友人の結婚式スピーチを引き受けたサチコさん。
ただ、新郎の名前がまさかの……
サチコさんはこの苦難を乗り越えることができるのかしらん?


原点回帰な風で、
どんどん食べまくるサチコさんがよろしゅうございます。
しっかりしたご飯、というよりは、
おやつ系? が多めなのが新鮮で。
わりと良い値段のするものをガツンと買い込むサチコさんですが、
それくらいしないと忘れられるものでもなさそうですよね(^_^;)。
謎の仏壇? を引っ張り出すくらいですもん。

■私的アガる塩らーめん

これまた、サチコさんの懐の深さを思い知るエピソード、
とでも申しますか。
ギャルな女子高生と真正面から渡り合うサチコさんが
見応え満点で。
ちゃんと真摯に向き合うから上手くいく、
そんな感じが出ていて良いお話でございました。


締めのラーメンも、
なんとも波乱、といえなくもない展開のあと、
しっとり沁みる感じでよろしゅうございました。

■旨さ開眼!? 悟りの三色しらす丼

鎌倉取材のお話。
これまた、サチコさんらしいエピソードてんこ盛り。
意外と体力もあるっぽく見えますが、どうなんだろう……
背負ったり、ダッシュしたり、
他のお話でも結構、アクティブですよね。
つか、編集者って体力ないとやっていけないか。


しらす丼は本当、おいしそうで……
いつか、食べる機会が欲しいものでございます。

■時をかける恋歌・前編 中編 後編<滋賀>

恒例? にも思える、
美酒乱先生プロデュースの取材旅。
今回はようやく念願かなってふたりで? というところでしたが。


それはそれとして、
豪華ランチが登場して、お腹になかなかくるお話でございました。
恋の歌に心揺さぶられるサチコさんが
心の安定を求めるべく食すのですから、
その想いの重さに充分に応えられるものである必要はあるわけで。
近江牛にうな丼……特にうな丼はちょっと変わった感じで、
ちかい所にあるのであれば行ってみたくなるくらいで。
ランチ以外だとお財布的にシンドそうではありますけどね(^_^;)。


百人一首ネタは見応え抜群でありました。
探訪はもちろんのこと、行き詰まる対決まであり。
昔から続く恋心に触れ、
サチコさんもちょっと変化があったりするのかしら、
などと思ったお話でした。

■大波瀾!? 横浜中華ランデヴー・前編

ジーニアス黒田先生依頼による取材ということでの
小林くんとサチコさんのデート。
作中デートコース下見、的な?
取材とあればなんでも受けてしまいがちに見えるサチコさんですが、
小林くん自体は満更でもない感じで、
ここから関係の変化が出てくるのかしら?
というのが興味深いところで。
そこはサチコさんですし、関係性を崩さない範囲で
上手くやり過ごすのかもしれませんが、
果たしてどうなるのかしらん、という感じでしょうか。
後編が楽しみになるお話でした。

ビリー先生『シネマこんぷれっくす!』3巻 KADOKAWA / 富士見書房 感想。

シネマこんぷれっくす! 3 (ドラゴンコミックスエイジ ひ 4-1-3)

シネマこんぷれっくす! 3 (ドラゴンコミックスエイジ ひ 4-1-3)

『月刊ドラゴンエイジ』定期購読中は毎月、連載で読んでいたのですが、
少々ペースを崩した都合上、単行本で感想でございます。


めちゃ面白いのは連載を追っていたときと変わらず。
アクション? あり、
恋愛要素も出てきて見どころ一杯。
まさかの水着回もあったりして、意外な面白さ、です。
宮さんの魅力が凶悪ですかね(笑)。
これは悪意なくとも、するりと洗脳されてしまうかも?
なんて思ってしまいます。


しかし、単行本で読むと1話ごとの情報量の多さに驚きます。
これは……一気読みも贅沢なのですが、
少しずつ、じっくり楽しむのもまた素敵なのかな、
などということを感じたりも(^_^;)。


思っていたよりも会長さんが大活躍していたのが好感触で。
実家の問題もありますが、
相当に個性的な立ち位置でもありますし、
今後もガンガンお話に関わってくるのかしら、と期待です。
カバー裏のエピソードも、どう影響するのか気になりますしね。


と、久々な『シネマこんぷれっくす!』楽しゅうございました。
早めに連載も追えるよう、調子を整えてまいりますです。

位置原光Z先生『先輩の顔も三度まで』白泉社 感想。

Link:楽園 | 白泉社

先輩の顔も三度まで

先輩の顔も三度まで

先輩の顔も三度まで (楽園コミックス)

先輩の顔も三度まで (楽園コミックス)

位置原光Z先生の新刊……でした。
枕元に積みつつ、
のんびり読んでいたら発売から結構経っていました(^_^;)。


今回もたっぷり作品の収録された短編集でございます。
どの作品も絶妙にえちぃ雰囲気満載で、
読んでいると感情だったり、
自分の中の常識がぐらりぐらりと揺らいでくる、
そんな不思議な感覚を味わえました。
直球の18禁なコミックスのエロい感じではなく、
こう、精神的なところにくる、とでも言うのでしょうかね。
実に素晴らしいです。


女の子たちも不思議な魅力に溢れておりますし。
こう、ムッチリしているのが何とも素敵!
お話の間に挟まれているちょっとしたイラストもまた、
想像、妄想を刺激する感じで○、です。
前もあったと思いますが、"みつあみ速報"がお気に入りです(笑)。


とまぁ、年齢制限こそないコミックスですが、
実際のところはそれなりに年齢を重ねていた方が楽しめそうな印象です。
若いうちに読んでしまうと
妙な性癖に目覚めそうでもありますし、
ある意味危険な一冊といえるかもしれません(^^ゞ。


ということで、
位置原光Z先生の次回作にも盛大に期待したいのでありました。

おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』12巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。

おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』完結でございます。
読み始めたきっかけは、
セールでお安く読み始めることができたこと、
テーマが面白そうだったこと……というあたりだったかと思います。
読み始めてからは、発売日に買うようになりましたね。
セールはあくまできっかけで。
好きになってしまえば、早く読みたい! という気持ちが
価格差に勝るのがコミックスのような気がします。


これまで、グルメ関連の作品ってあまり読んだことがなかったのですが、
この作品は本当、身近で面白かったです。
扱っているものが”食べ方”であって、
それほど環境に左右されにくいものだったからなのかな、なんて思います。
美食系だったら、やっぱり行けなかったりしますからね。
食べ方の話であれば、楽に感情移入もできますし、
経験がなくても知識としてたのしく読めますし。


連載、おつかれさまでした、
と思いつつ、最終巻の感想をサラリと。

■料理にパイナップル 許せる? 前篇 後篇

主に酢豚のパイナップル問題!
個人的には違和感感じまくりですが、どうなんですかね。
実家も、あまりパイナップル系は出てこなかった気もするし……。
年齢を重ねた今であれば、ちょっと違った受け入れ方もできるのかしら。


お話としては、
よく言われる話題も取り扱っていて、かなり面白かったです。
そういう反論があるとは……と。
一悶着が熱い作品、ですよね。

■握り寿司 箸で食べる? 手で食べる?

お寿司をどう食べるか? と言われると
「手だろ!」と即答したくなりますが、
胸に手を当てて思い起こしてみれば、
スーパーの半額寿司を箸で食べていたな、そういえば(^_^;)。
二郎ちゃんの葛藤が、これまでの成長を感じさせた、
そんなお話でした。

■手で食べることに意味はある?

いつか試してみたいこと、ですね。
まぁ、一人暮らしですし自宅で試してみればよくね?
ということになりそうではあります(笑)。
それにしても、ここまで色々と理由があったとは、
と驚きながら読み進めました。
たしかに、おにぎりを食べるにしても、
炊きたてご飯の熱さであったり、
冷えたご飯独特の湿気やら、ひんやりした感触からの
歯ごたえ……などなど、
味、として感じる感覚が色々あるよなぁ、と、
改めて感じたりしましたです。


とりあえずは、気軽に自宅で手づかみカレー、
実践してみようかなぁ。

■披露宴の料理 なににする?

人生のターニングポイントでの食事をどうしようか、
という……
二郎ちゃんもさすがにつっかかったりせずに
悶々としている感じではございますが、そこがまた、
ここまでのお話が伏線となっている印象で
好感触、でありました。

目玉焼きの黄身 いつつぶす?

ついに完結。
色々、本当に色々ありながらもここに帰ってくる、
というのがジンときました。
将来のこと、稼ぎのこと、などなど
様々な不安もありつつ、それを乗り越えてここまでたどり着いた
二郎ちゃんとみふゆさん。
そして、このエピソードですから、
そりゃあ、たまらない、というものです。


素敵な、腑に落ちる着地点でした。
ふたりのハッピーな今後を願いつつも、
おおひなたごう先生、連載おつかれさまでした。
次回作も楽しみにお待ちしております。

Chromebook ASUS C101PAを使用して数日の感想。

Chromebook ASUS C101PAを使い始めて一週間……とまではいきませんが、
数日が過ぎました。
劇的な変化は訪れなかったものの、
ちょっとした気持ちの動きはあったかな、という感じでしょうか。


やっぱり、ちょっとした出費をしたので、
使って何か書こう、そのためにインプットしなきゃ、
という気持ちの動きが大きいですね。
んで、出さないと、という。


気持ち的に若干、落ち込み気味なところがあった昨今なので、
こういうアクティブな方向に動く変化は、
個人的には歓迎したいところで。
体重増もあるので、身体的にもアクティブにしたいところですが、
それはまた、別の話、ということに。


C101PAで気に入っているのは、
地味に打鍵感だったりします。
それほど音もせずにパチパチ打てて、
変換だったり、入力にもひっかかりがなくて。
色々したい、という方には物足りないスペックかもですが、
テキスト打って満足、という使い方には十分、
今でも応えてくれそうな感じではあります。
……Chromebook、いけるじゃん、
と思った今では、次はどれくらいのサイズの端末にしようかしら、
なんて、早くも考えはじめていたりもしますが(笑)。


ただ、んー、何ですかね。
持ち運ぶことが前提になりそうなので、
1kg圏内……妥協しても、1.25kgあたりで抑えたいんですよね。
なんてことを考えてもどうしようもないのですけど。
とりあえずは、快適にテキストを打てていることを喜ぼう、
そんな感じですね。


どうでもいいことを書いて、アップできることの喜び。
それを思い出させてくれたChromebookには感謝でございます。
購入タイミングは微妙だったとは思いますが(笑)。
まぁ、こういうところも私らしいですわね。
……ということで目一杯、楽しみますよ! うん。

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