米原万里先生『ヒトのオスは飼わないの?』文藝春秋 感想。

- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: Kindle版
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Kindleで読むようになってから
テキスト系は複数平行で、気分で切り替えつつ読み進めるようになってしまって、
なかなか読み終えられない……という。
それはともかく。
猫と犬との出逢いとわかれのエッセイ。
米原万里さんのエッセイって、
実家にいたころに読売新聞の日曜版に掲載されておりまして、
とても楽しみにしていた記憶があり。
その流れでKindleのセールなどで見かけたら買うようになって……。
運命的、としか言えないような出逢いと、
そこから変化していく日常。
ペットを飼えない身としては、とても憧れる日々で。
最初は戸惑いつつ、だんだん欠かせない存在になっていく。
印象に強く残るのは、愛犬であるゲンとの突然の別れ。
あまりに唐突で……
でも、人との別れも、こういうものなのかもしれないな、とも。
ちょっと後回しにしたことで、
機会を逃してしまう、というか……。
そんなこんなで満喫したのですが、
今月のKindle月替わりセールに続編的な作品が並んでいたので
ポチっとしました。

- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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けれど、最期まで面倒をみることを考えると、
環境的なことはもちろん、自分の収入であったり、
健康面・寿命も考えなければならなくて、
やっぱり独り身ではしんどいんですよね。