吉元ますめ先生『くまみこ』12巻 KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。

- 作者: 吉元ますめ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/06/22
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Link:雨宿まち(公式)(@kumamiko_machi)さん | Twitter
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表紙の雰囲気は初秋、なんですかねー。
ということで『くまみこ』12巻でございます。
作中でも時間がどんどん進んでいるので
まちちゃんの進学もボチボチなのかしら……
となると、作品はどうなるのかしら……
などと心配しつつも、お話は満喫、
そんな塩梅でございます。
秋らしく、運動会だったり、祭事もあったりで
イベントも十分ありつつ、
日常の中での色々もしっかり描かれていて満足♪ な、
12巻となっておりました。
ということで、各お話の感想をさらりと。
■第六十七話●秋の大運動会
産休代替の八乙女先生登場の巻ー!
お話としては、まちちゃんのブルマについて焦点を当てており、
結構、攻めているお話に見えました(笑)。
八乙女先生については
「恥ずかしがってるとなんかエロいから」
という名言も飛び出し、
今後の活躍が期待される……
そんな、初登場なお話でありました。
若干、ナツを怪しんでいるような素振りが見えるのが、
少々気になるところではございますが……
そこは、よしおくんがなんとかカバーしてくれるのかな。
■第六十八話●借りものパニック
引き続きの運動会話。
タイトルの通り、借り物競争のお話ですが、
これがまた面倒なことに……
色々とあって、八乙女先生と保田さんの対決?
っぽい感じにもなってしまって(笑)。
意外にもスタイルの良い保田さんでしたが、
八乙女先生というライバル? 登場で、
より際立つ感じになったかしらん。
ともかく、平和的な解決になって良かったです。
■第六十九話●新嘗祭
秋らしい、収穫、豊穣を祝うイベント。
『くまみこ』の、本来? の姿を思い出させるような。
……とは言っても、賑やかな村の人達のおかげで、
そうそう、落ち着いた祭事になったりはしない訳ですけれども(笑)。
地元ではこういうのに触れたことがなかったので
ちょっと羨ましいなぁ、なんて思ったりもしつつ。
■第七十話●三者面談
季節柄、ということもあって、
まちちゃんの三者面談。
保護者役はよしおくん、対する先生は八乙女先生、
ということで、色々ありそな、と思ったら、
本当に……。
よしおくん、正直に生きてるだけだと思うけれど、
ちょっと酷い(笑)。
殴られるのもわかる気が少し(^_^;)。
まちちゃんの進路は、安心して良いのかしらね。
■第七十一話●焚きつける女たち
何故か宅飲みすることになっている
八乙女先生と保田さん……。
ガールズトーク、と申しますか、
当然のようにお話の方向は、
よしおくん周りのお話となり、
流れ上、響ちゃんのウチへ乗り込むことに(^^ゞ。
挙句、ピュアネス・アイ登場とあっては
盛り上がる、というかなんというか。
前の巻では、ちょっと響ちゃんの気持ちにも動きがあったし、
何かしらの進展がみられるかしらん、とも思ったんですが、
そうは甘くなかったなー、という感じですかねー。
恋は難しいですのぅ。
■第七十二話●自律神経を整える
冬眠を前にしての、ほのか大接近の巻。
というか、懐かしい妹キャラですねー。
『同級生2』あたりのイメージなのかな……
読者層的には刺さるのかどうか、
というのを少々心配しつつも、
アグレッシブなほのかさんを楽しみましたです。
まちちゃんも、余計な気を利かせている風があるので、
ナツも、まだまだ安心はできなそうですよね(笑)。
■総括
今回も楽しゅうございましたー。
ピュアネス・アイの活躍もみられましたし(笑)。
新登場の八乙女先生も、これから出番が多そうですよね。
過去、よしおくんとの接点もあった方ですので
色々とかき回してくれそうな予感?
次回は冬、でしょうから、
年末年始だったり、祭事も色々とあるのかしらん。
まちちゃん、ナツも大忙しになりそうですし、
何より受験の準備が軸になったりするのかしら?
気になる要素は色々で、期待は高まりますね!
ということで、12巻、面白かったです♪
13巻も楽しみに待ちたいと思いますです。