『楽園 Le Paradis』第10号 白泉社 感想。

Link:楽園 | 白泉社

楽園 Le Paradis 第10号

秋葉原はCOMIC ZINさんにて購入。
楽園くんイラストカードに加え、
宇仁田ゆみ先生、かずまこを先生、シギサワカヤ先生、
竹宮ジン先生、シギサワカヤ先生……ら、イラストカードのいずれかが特典♪
なので、シギサワカヤ先生のイラストカード希望！！
だったのですが、ランダム封入？　で、
水谷フーカ先生のカードになりました。
いや、水谷フーカ先生作品も大好きなので、これはこれで良いのですが、
……眼鏡っ娘イラストカード、ほしかったな。
Link:COMIC ZIN −コミック・書籍インフォメーション−(『楽園 Le Paradis』第10号にイラストカードをプレゼント。)
ということで、感想をば。

中村明日美子先生『〜までの日曜日』

鉄道少女漫画

アコちゃんかわええ。
じゃなくて……もやもやしつつも、
子どもが起点になって丸くおさまりそうな展開に。
メインのふたりの関係はなかなか進まないけれども、
なんだか健全、青春な恋愛にドキドキしてしまうのでした(*^_^*)。


41ページからラストの流れも良かったです。
あたたか。

沙村広明先生『健啖家・最後の晩餐』

健啖家、って何？
と思ったら、大食いの人のことなんですね。
こういう呼称だと、なんだかカッコいい。
で、沙村広明先生の今回の作品は若干SFちっくです。
ちゃんと恋愛っぽい要素も入っていて、きっちりオチに。
「えー！！」
というラストには流石、と思ったことです。
毎度、捻りのきいたお話なので楽しみなのですが、
今回もバッチリ、でございました。

二宮ひかる先生『Let us only』『夜明け前』

先生、と呼ぶ人……母親の愛人に恋する、微妙なお話。
葛藤する感じだったり、
"先生"の思わせぶりな振る舞いだったりに、
読んでいて悶々とさせられます、が、これがいいのです。
どうなるのかな……。

犬上すくね先生『アパルトめいと』

お話がなかなか進みませんが、
そこが良いのかもな、と思い始めています(;^_^A。
今回は街中でのおねいさんの姿を知ることが出来、
一歩、前進できたような。
少しずつ相手を知っていく過程、が楽しい作品、です。
過程、を色々すっとばしたところからスタートしているのも、
これまた楽しいんですけどね（笑）。

かずまこを先生『マイディア』

ディアティア

悶絶恋愛ストーリーも第二部完結。
というか、え？　終わり？？？　という感じでしたが、
巻末の次号予告をみるに、
かずまこを先生の名前がありますので
第三部が始まるか、新作に移行、なのか、
なのでしょうが。
この作品は電車では読めないんですよね……
なんというか、にやけてしまう、とろけてしまうのですわ。
アニメやドラマじゃ味わえないような、何か。
ラストシーンにはやっぱりキュン（死語）とさせられまして、
たまりませんでした……はい……。

木尾士目先生『Spotted Flower』

妊婦さん漫画。
相変わらず変に生々しいんですが、実際、こんな感じなんだろか。
最後のおのろけ展開は、
なんだか良いなぁ……と思ったことです。

水谷フーカ先生『14歳の恋』

ふたりの関係にピンチが訪れた前回。
ということで今回は解決の巻、なのですが、
うまく、ほっこり、相変わらずの悶絶モノの仲直りっぷりで
さすがだなぁ、と。
『楽園』の中でもかなり健全な部類の恋愛コミックスではないかと。
……健全って何だ、健全て。


と、Amazonを検索していたら水谷フーカ先生の新刊が♪

満ちても欠けても(1) (KCデラックス Kiss)

こちらも楽しみですね。

シギサワカヤ先生『お前は俺を殺す気か』

メガネっ娘分90％は超えてるんじゃないの……、
という、眼鏡好きにはたまらないこの作品も第三話。
双子の微妙な関係も少しずつみえてきたのでありますが、
それにしてもこの緊張感……ほっこり分ゼロ！
それがいいんですけどね！！
なんというかな、『14歳の恋』や『マイディア』とは
"ドキドキ"の方向性がまるっと違っていて、
これまた楽しいんですね。
一冊の雑誌に同居しているおかげで、
立て続けに読んだりしてね……。


しかしこれ、キリキリ胃が痛くなりそうな状況、
芝さんが入院する日も近そうだ。
……って、だから『お前は俺を殺す気か』なんですね。
うむ。


新刊は12月、ということでもう少しで発売ですね。

ヴァーチャル・レッド 2

これを楽しみにがんばろう(><)。