くずしろ先生『笑顔のたえない職場です。』1巻 講談社 感想。
アシスタントの”はーさん”こと間さんの協力を得つつ
作品を仕上げていくのですが、
どうにも担当編集者である佐藤さんを気遣いすぎて?
妄想が炸裂して仕事が手につかない……。
そんなドタバタな日々を描いた、
くずしろ先生『笑顔のたえない職場です。』1巻。
いやー、なんともウザ可愛い双見先生がまずは最高で。
そこにスパッとツッコミ入れる”はーさん”のコンビが
見事に決まっていて、読んでいて気持ちいいんですよね。
担当編集の佐藤さんは真面目に、誠実に仕事をこなしているのに
双見先生の妄想の中ではえらいことになっていたりして(笑)。
舞台的にも、漫画家さんのお仕事が主軸ですので、
読んでいても興味深く。
もちろん、他作品でも取り上げられている題材ではありますけれど、
双見先生のキャラクターで、
ぐいぐい引っ張られる感じがありまして。
正直、「うわ、面白いわ、これ」と、
数ページ読んで感じての一気読みとなったんですよね……。
まずは、双見先生の妄想っぷりと、
見事な切れ味のアシスタントさん、
冷静に見えてわりと純粋? な担当さんの織りなす日々を
楽しんで参りたいと思うのでございました。
あっ、と驚く展開よりは、
素直にこの人たちの日々を見てみたい……と思ってしまったのよね。
続巻がめっちゃ楽しみです。